
みなさんは「Fensi」というサイトをご存知でしょうか。
誰でも簡単に自分のファンクラブを作れるサービスです。
そして、SNSよりもクローズドな空間で発信したりファンと交流できたりする場としてとても便利なサービスでした。
オンライン上でのコミュニティが盛んになりつつあるこの時代にはぴったりのサービスだったのではないでしょうか。
しかし、2023年9月をもってサービスを終了すると公式サイトにて発表されたのです。
(新規サイト、サロン、有料プラン開設の受付はすでに終了しています。)
そのため、今まで利用していた方やこれから利用しようと考えていた方は、他のファンクラブ・ファンコミュニティサイトを探すことになり、お困りでいらっしゃるかもしれません。
そこで、当記事ではサービス終了となったFensiの概要や、代わりとなるおすすめのファンコミュニティサービスを紹介します。
「Fensiがサービス終了になるが、他にいいツールはないのだろうか?」
というふうにお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
Fensiとは?サービス終了時期について
ファンクラブやサロンのサイト作りに優れていたFensiですが、この度サービス終了となることがわかっています。
本項では、Fensiとは何か、またサービス終了の告知がどういう内容なのかについて詳しく解説していきます。
Fensiとは?-誰でも簡単にファンクラブを作成できるサイト-
Fensiは日本を代表する会社サーバーエージェントグループの一つでもある株式会社CAMによって立ち上げられたファンクラブ作成サービスです。
簡単に自身の公式サイトやファンクラブを開設できて、優れたデザイン性やグッズ・レッスンなどの販売機能などが備わっていたため、多くの著名人がファンとのコミュニティの場として活用していました。
2023年9月でサービス終了!現在は新規開設ができない
先述したように、今年の9月でサービスを終了することが公式サイトにて発表されました。
現在では新規サイトやサロン、有料プランが開設できない状態となっています。
また、記載されているようにFensiと伴ってリンクまとめサービス「Blink」も終了することがわかっています。
Blinkの代わりになるおすすめのサービスなどについては以下の記事で紹介しているのでぜひご参照ください。
今後の流れとしては、以下のとおりとなっております。
- 6月28日(水)スマートフォンアプリ版「Fensi」アプリ内ポイントの販売終了
- 8月24日(木)「Fensi」各サイト、サロン月額プランへの新規登録、並びに契約更新の終了
- 8月31日(木)スマートフォンアプリ版「Fensi」サービス終了
- 9月25日(月)「Fensi」「Blink」サービス終了
これまでサービスを利用していた方々は今後別のツールに乗り換える必要があるでしょう。
ファンと交流できる場を作りたいなら、WeClipがおすすめ!
さて、Fensiのサービス終了のためにもし別のファンクラブ・ファンコミュニティサイトを作る必要があるなら、WeClipがおすすめです。
2022年にiOSアプリβ版がリリースされたばかりの新感覚コミュニティSNSです。
誰でも気軽に好きなことや趣味などのコミュニティを作れたり、ファンコミュニティのようなクローズドな空間で楽しむことも可能です。

では、WeClipの特徴についてもう少し具体的に3つご紹介します。
個人のフォロー機能がない
まず、SNSとしての変わった特徴をご説明します。
TwitterやInstagramなど、普段よく使用されているSNSには個人アカウントのフォロー機能があり、投稿やハッシュタグ、DMなどからユーザー同士で繋がれますが、WeClipでは個人をフォローする機能はありません。
あくまで趣味・好きなことがメインとなるSNSです。
そのため、自身がフォローした好きな情報しか流れてこないというメリットがあります。
話題の整理とストックが可能な「Clip(クリップ)」
次に、話題の整理とストックが可能なClip(クリップ)という機能についてご説明します。
ファンコミュニティを運営する上で、「お知らせ」や「ファンクラブ限定写真」、「ファン同士のオープンチャット」など話題ごとに分けたい場合には、Clip機能を使うのがおすすめです。
各クリップではInstagramのフィードのようにスクロールして遡ることが可能です。
これにより、特定の話題を知りたいファンにとっても見やすいかつ投稿しやすい場となります。
3つの異なる権限
最後は、コミュニティ内にある3つの権限の違いについてです。
それぞれの権限が高い順に並べると以下の通りになります。
・モデレーター:管理者
・スピーカー:副管理者
・フォロワー:参加者
モデレーターはコミュニティを管理する『最高責任者』を表し、基本的にコミュニティを立ち上げた人しかなれません。
コミュニティの主催者が他の人にエンパワーメント(権限委譲)をすることでモデレーターの指名ができます。
また、スピーカーに関しては、副管理者のような立ち位置の人で積極的に質の高い情報を発信してくれる方を、モデレーターはエンパワーメントすることで指名されるケースが多いです。
フォロワーはファンコミュニティでいうところのファンの方々にあたります。
コミュニティの参加者という位置づけになっていて、フィード投稿・コメントなどは自由に発信できます。
まとめ
当記事では、9月でサービス終了となってしまうファンクラブサイト「Fensi」について、そして代わりとなるおすすめのファンコミュニティ作成サイトについて紹介してきました。
今までFensiやBlinkを使っていた方は、今後別のツールを利用してまたファンとの交流を続けていく必要があるかと思います。
もしまだどのツールにするか決まっていなければ、今回ご紹介した「WeClip」というサービスをぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
これからファンコミュニティを作る際は、当記事をぜひ参考にしてみてください。