Twitterは、新機能『コミュニティ』を導入しました。
コミュニティでは、ユーザーの趣味・関心のあるトピックごとに新しいグループを作成でき、自分と同じことを話したいと思っている人と簡単につながることができます。
しかし中には、「コミュニティ機能で具体的に何ができるの?」「メリットはあるの?」「使用方法は?」と疑問に思う方がいるはずです。
そこで当記事では、そんなTwitterの新機能『コミュニティ』について詳しく解説していきます。
- Twitterの新機能『コミュニティ』とは?
- Twitterコミュニティ機能の使い方
- Twitterコミュニティはどこからみれる?
- Twitterコミュニティの検索方法は?
- Twitterコミュニティの入り方・参加方法は?
- Twitterコミュニティの作り方は?
- コミュニティにツイートする方法
- TwitterコミュニティはiOSとAndroidで実装済み?
- コミュニティへの投稿は通常のタイムラインに表示される?
- コミュニティ機能のメリットとは?
- メリット①特定のオーディエンスに向けたアクションを起こすことができる
- メリット②1つのアカウントで積極的な情報発信を行うことができる
- メリット③フォロワーのエンゲージメントを上昇させることができる
- メリット④フォロワーの離脱防止につながる
- まとめ
Twitterの新機能『コミュニティ』とは?
Twitterは、新機能『コミュニティ』を導入しました。
Twitterのコミュニティ機能とは、ユーザーの趣味・関心のあるトピックごとに新しくグループを作成できるという機能を指します。
Twitterはもともと、「最新のニュースをフォロー・閲覧する」「共通の趣味を持つユーザーを追いかける」「情報を共有する」ためにはとても便利なSNSですが、同じ趣味を持つ相手を見つけるための『発見機能の不足』や『組織化されたコミュニティスペースがない』というデメリットがあり、積極的に行動するユーザーとそうでないユーザーが分かれていました。
しかしTwitterの新機能『コミュニティ』を利用することで、特定の趣味・話題でコミュニティを作成することができ、同じ趣味を持つユーザーと積極的につながれるようになります。
なぜTwitter社はコミュニティ機能を導入する必要があったのか
コミュニティ機能を導入することで、自身の趣味・共通の話題を持つユーザーを発見でき、「知りたかった情報」「役に立つ投稿」を発見・共有することが可能です。
ではTwitter社はなぜ、コミュニティ機能を導入することを決めたのでしょうか?そこには以下のような理由があります。
Twitter社は、新機能『コミュニティ』を導入することでユーザー数増加の目標を達成しようと考えています。
2021年2月、Twitter社は機関投資家や証券会社のアナリストといった専門家へ向け『アナリスト・デー』を開催し、プレゼンテーションの一環として「コミュニティ」を発表しました。
Twitter社は、今後3年間で『1億2300万人』のユーザーを増やすことを目標としています。
また2020年~2023年にかけて、収益を37億ドルから少なくても75億ドルに増やすと公表しました。
しかし過去3年間で、8300万人しか増えておらず目標よりもかけ離れているため、新たなプロダクトが必要となりました。
そこで目標達成までの道筋として、Twitter社は『コミュニティ』機能を発表しました。
Twitterコミュニティ機能の使い方
ここからは、実際のTwitterアプリでのコミュニティ機能の使い方を解説していきます。
Twitterコミュニティはどこからみれる?
Twitterのコミュニティは、Twitter下にあるタブの「人型のマーク(画像赤枠)」をタップすることで見れます。
ここでは、コミュニティを探したり、参加しているコミュニティメンバーの投稿をチェックできます。
また、自分でコミュニティを作成し立ち上げることも可能です。
Twitterコミュニティの検索方法は?
ここからは、Twitterコミュニティの検索方法を解説します。
2022年2月現時点ではコミュニティの詳細検索はできませんが、おすすめのコミュニティの中からお好きなコミュニティを検索できます。
まずはTwitterを開き、「人型のマーク(上記画像赤枠①)」をタップします。
次に、下にスクロールして「見つける」という場所の「さらに表示」をタップします。
すると、現在設立されているおすすめのコミュニティが表示されます。
以上で、Twitterコミュニティの検索方法は完了です。
Twitterコミュニティの入り方・参加方法は?
ここからは、Twitterコミュニティの入り方を詳しく解説します。
まず、お好きなコミュニティをタップします。
次に、コミュニティ内の「参加する」というボタンをタップします。
最後に、コミュニティルールをよく読み「同意して参加する」をタップします。
以上で、Twitterコミュニティの入り方の解説は完了です。
Twitterコミュニティの作り方は?
ここからは、Twitterコミュニティの作り方を解説します。
まず、Twitterコミュニティページを開いたら右上にある「+」をタップします。
次に、以下の項目を記入します。
・コミュニティ名(名前は3~30文字以内で、ハッシュタグやユーザー名を含むことはできません。)
・コミュニティの目的(コミュニティの目的を正確に記載することで、ユーザーが集まりやすくなります。)
上記全ての項目を記入すると、右上に「作成」という文字が表示されるのでタップします。
コミュニティにツイートする方法
ここからは、コミュニティにツイートする方法をご紹介します。
手順①ホームより『投稿ボタン』をタップする
手順1では、投稿ボタンをタップして、投稿画面を開きます。
まず「家マーク(上記画像赤枠①)」をタップします。
次に、「投稿ボタン(上記画像赤枠②)」をタップします。
手順②投稿するコミュニティを選択し、『ツイートする』をタップする
ここでは、参加しているコミュニティにツイートする方法を解説します。
まず、投稿画面にある「コミュニティ切り替えボタン」をタップします。
次に、ツイートしたいコミュニティをタップして選択します。
コミュニティが選択できたら、ツイート内容を記入し右上の「ツイートする」をタップします。
上記手順でツイートを実行すると、選択したコミュニティにツイートが表示されます。
以上で、コミュニティにツイートする方法は終了です。
TwitterコミュニティはiOSとAndroidで実装済み?
Twitterのコミュニティは、IOS・Androidどちらも実装済みです。
iPhoneユーザー・Androidユーザーどちらでも問題なくコミュニティを利用できます。
また、コミュニティ機能を利用したことがない方はコミュニティタブが非表示の状態になっています。
ここからは、コミュニティタブを表示させる方法を紹介します。
まず、どんなコミュニティでもいいので開設されているコミュニティを探し参加します。
上記ユーザーのように参加しているコミュニティをツイートでシェアしている方がいるので、当記事を読んでいる方はこちらからコミュニティに参加してください。
次に、コミュニティ画面を開いたら「参加」ボタンをタップします。
これでTwitterのコミュニティ機能が下のタブに追加され、利用可能になります。
コミュニティへの投稿は通常のタイムラインに表示される?
コミュニティへの投稿は、ツイート時の設定で通常のタイムラインにも表示可能です。
ツイート投稿時のオーディエンス選択画面で「全員」を選択することで、コミュニティ・通常のタイムラインの両方にツイートが表示されます。
もし参加しているコミュニティ内だけにツイートを表示させたい場合は、ツイート時のオーディエンス選択切り替えで指定のコミュニティをタップしてください。
コミュニティだけに投稿する方法は、前述(こちらから)で詳しく解説しているので参考にしてください。
コミュニティ機能のメリットとは?
ここまで、「Twitterの新機能『コミュニティ』とは何か」「なぜTwitter社はコミュニティ機能を導入したのか」を理解していただけたと思います。
コミュニティ機能を導入することで、『収益を現状の2倍に増やそうとする目的』と『ユーザー数を増加させる目的』があります。
また、コミュニティ機能を利用することでユーザーの趣味や共通の話題を発見しやすくなり、ユーザー同士で積極的に繋がることができます。
しかしTwitterを普段から利用している方や初めて利用する方の中には、「コミュニティ機能の具体的なメリットは何があるの?」と疑問に思うはずです。
そこでここからは、コミュニティ機能のメリットをご紹介していきます。
- 特定のオーディエンスに向けたアクションを起こすことができる
- 1つのアカウントで積極的な情報発信を行うことができる
- フォロワーのエンゲージメントを上昇させることができる
- フォロワーの離脱防止につながる
メリット①特定のオーディエンスに向けたアクションを起こすことができる
コミュニティ機能の1つ目のメリットは、特定のオーディエンス(コミュニティ)に向けたアクションを起こせることです。
通常、Twitterで投稿すると全てのフォロワーのフィードに投稿が表示されますが、コミュニティ機能を利用することで、発信するツイート内容ごとに特定のオーディエンス(コミュニティ)を選択してアクションを起こすことができます。
メリット②1つのアカウントで積極的な情報発信を行うことができる
コミュニティ機能の2つ目のメリットは、1つのアカウントで積極的な情報発信を行うことができることです。
Twitterユーザーの中には、「猫メインのアカウント」「車がメインのアカウント」「釣りがメインのアカウント」というように様々なジャンルごとに複数のアカウントを用意し、使い分けているという方がいると思います。
このようなやり方だと、投稿内容によってアカウントをいちいち切り替えなくてはいけないというデメリットがあります。
しかし、コミュニティ機能を利用することで、幅広いトピック・興味関心のあることに対して1つのアカウントで完結します。
それぞれの目的ごとにアカウントを作成・運用する必要がないので、手間が軽減され、今まで以上に積極的な情報発信を行うことができます。
メリット③フォロワーのエンゲージメントを上昇させることができる
コミュニティ機能の3つ目のメリットは、フォロワーのエンゲージメントを上昇させられることです。
Twitterユーザーの中には、猫がメインのアカウントなのに「釣りをしている写真を投稿する」「ファッションの投稿をする」など無関係な更新をしてしまい、フォロワーを遠ざけてしまう方がいます。
しかし、コミュニティ機能を利用することで、コミュニティにコミットした投稿を行うことができるので、フォロワーを退屈させることなく良好な関係性を維持できます。
メリット④フォロワーの離脱防止につながる
コミュニティ機能の4つ目のメリットは、フォロワーの離脱防止につながることです。
コミュニティにコミットした投稿を続けることで、フォロワーを飽きさせることがないのでフォロワー離れがなくなります。
また、前述メリット③でフォロワーのエンゲージメントを高め、ユーザーからの『いいね・コメント・リツイート』を集めることで他人のフィードに自分の投稿が表示され、さらにフォロワーが増えることがあります。
フォロワーの離脱防止を実行しながら、フォロワーの増加を目指すならコミュニティ機能を利用する手はありません。
まとめ
ここまで、「Twitterの新機能『コミュニティ』とは何か」「コミュニティ機能のメリット」「コミュニティの参加方法・ツイート方法」をご紹介・解説してきました。
Twitter社はユーザー数増加を目指し、ユーザーの趣味・関心のあるトピックごとに新しくグループを作成できる『コミュニティ機能』を導入しました。
コミュニティ機能を利用することで、1つのアカウントで特定のオーディエンス(コミュニティ)に向けたアクションを起こすことができるので、「フォロワーのエンゲージメント上昇」「フォロワーの離脱防止」につながります。
これからの時代は、いかにコミュニティを活用できるかがマーケティング・ビジネスの今後を決めると言っても過言ではありません。