Clubhouseのサーバーが落ちる対策とは？

Clubhouse(クラブハウス)という音声SNSアプリが世界中で話題になっています。日本でも人気となっており、利用者の数も急激に増えているのです。

招待制という他のアプリには見られなかった仕組みを導入し、誰でもすぐにアプリを使うことができないことが一つの魅力となっています。

しかし、そんな大人気のClubhouseですが、最近になってサーバーが落ちる不具合が発生しているようです。せっかく招待してもらってアプリを利用できるようになったのに、サーバーが落ちると気持ちよく使うことができません。

サーバーが落ちる原因としては、以下のものがあげられます。

今回の記事ではClubhouseでサーバーが落ちる際の対処法について解説していきます。

「アプリを利用してると、なぜかサーバーが落ちる」

「どうすればサーバーを落とさずに済むの？」

などとお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

Clubhouseで起こっている不具合とは？

Clubhouseで発生しているエラーとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。実際に発生しているものも複数の種類があり、それぞれ異なる意味を持っているようです。以下では、現在多発しているエラーの内容やその原因、そして対処法について詳しく解説していきます。

実際に発生しているエラー

2021年2月2日ごろより、サーバーが重くなったり調子が悪くなる不具合が発生しています。ユーザーからも、

「突然Clubhouseが落ちた」

「Clubhouseのルームから勝手に追い出された」

といった声が聞かれるようになりました。具体的に表示されるエラーとしては以下のようなものです。

• Poor connection. Try to find a stronger signal(接続不良)
• This room has ended(ルームが終了した)
• Our servers are struggling and your request failed. Please give it a sec and try again? Thank you!(サーバーエラー)

せっかく楽しくアプリを利用していたのにこのような不具合が発生すると、その場の空気も台無しになってしまいます。なぜこのような不具合が発生するのでしょうか？

Clubhouseで不具合が発生する原因

Clubhouseで不具合が発生する原因には、次のようなものが考えられます。

• アプリがメンテナンスしている
• 通信環境が悪い場所にいる
• 勝手に公共のWi-Fiに接続されてしまっている
• 所持しているスマートフォンに問題がある
• ルームに対してユーザー数が増えすぎている
• サーバー上でエラーが発生している
• 配信されている時間帯が混み合っている

このように、様々なことが要因し、エラーが発生していることが分かります。主に仕事や学校が終わってアプリを利用している人が多い夜の時間帯で、人気のルームである場合には不具合が発生しやすいようです。

Clubhouseでサーバーが落ちるときの対策

アプリを早く利用したい時にエラーになってしまうとイライラすると思いますが、適切に対処することが大切です。ただし、どのように対策を行えば良いのかわからない人も多いはず。

そこで、以下では具体的な対策について解説してきます。快適にアプリを利用するためにも、次のことを意識して使用してみると良いでしょう。

復旧するまで、一旦待ってみる

最も簡単な対策として、まずは復旧するまで一度待ってみることが大切です。時間が経てば混雑も解消され、元通りにアプリを使用できる場合もあるでしょう。

エラーが多発するからといって携帯の設定を初期化したりアプリをアンインストールしてしまう方がいますが、慌ててはいけません。

すぐにアプリを使いたい気持ちも分かりますが、もしも不具合が発生した時は一度落ち着いて時間を空けるようにしましょう。

ルームに大勢の人が集まらないよう工夫する

サーバーが落ちる原因の一つに、ルームに人数が集まりすぎることが挙げられます。ルームに密集する人が多いほど、サーバーが重くなったり落ちてしまう傾向にあるようです。そのため、ルームを作成する側になる場合には集まりすぎないよう工夫してみるのも良いかもしれません。

例えば、事前にSNSでルームを開催することをお知らせすれば、それだけ多くの人が集まってしまいます。そのような告知を控えるだけでも、サーバーが落ちるリスクを下げることができるでしょう。

アプリをアップデートする

アプリが最新版になっておらず、アップデートすることで状況が改善されることもあるようです。もし、いつまで経っても上手く接続できない場合には、App Storeでバージョンの確認を行い、最新になっていない時はアップデートを行いましょう。

通信環境を改善する

通信状況が悪い場合にも、サーバーが落ちてしまうことがあります。そのため、次のようなことを確認してみましょう。

• 公共のフリーWi-Fiに接続されていないか
• 通信環境が悪い場所でアプリを使用していないか
• 電波の使いすぎで、速度制限になっていないか
• 機内モードに設定されていないか
• Wi-Fiの調子が悪い場合、一度4Gに切り替える

このように、電波についても様々な要因で上手く接続されていないことがあります。自分で接続したわけではないのに、意図せずフリーWi-Fiに接続されていることもあるようです。フリーのWi-Fiは不具合が発生しやすく、注意しなければなりません。もし、自分のWi-Fiに繋がっていなければ、通信環境を改善するようにしましょう。

人が少ない時間帯に配信する

配信者としてアプリを利用する場合には、時間帯を意識することも必要になるでしょう。Clubhouseでは夜に多くの人がアプリを利用しています。

そのため、自分の配信中にサーバーを落としたくない場合には配信する時間帯を変えてみるのも有効です。特に、お昼などであれば人も少ないため、おすすめと言えます。

人が集まる時間帯を避け、サーバーが落ちないように工夫しましょう。

We've reservedとClubhouseで表示された時の対処とは？

2021.1.3

Clubhouse(クラブハウス)のアプリをインストールし、アカウント登録までできたのに「We've reserved」という画面が表示されるだけでいつまで経ってもアプリが使えず、...

サーバーを落とさないためにはVPNネコがおすすめ

上記の手順で解決する場合もありますが、サーバーにアクセスが集中している以上、対策にも限界があるでしょう。そこで「VPNネコ」というアプリをインストールして使用する方法をご紹介します。

こちらのサービスを使用すれば現状のパンクしている日本サーバーではなくアメリカのリージョンサーバーを使用してClubhouseにアクセスすることができます。

App Storeからダウンロードできますので、興味がある人はぜひ利用してみてください。

使い方も非常に簡単です。アプリをダウンロードしたらページ上部の国名をタップしてください。

そして、アメリカをタップします。(初めからアメリカになっている場合もあります)

最後に、ページ下にある「VPN」をオンにしてください。

このような流れで設定すれば、サーバーをアメリカ経由にすることができ、アクセスが混み合っている日本のサーバーを回避することができます。

ただし、日本以外の国を経由しているサーバーを使用することになりますので、極力Clubhouseを使うとき以外にはVPSの連結をオフにしておく方が良いです。

アプリの使用が終わる際には接続を切ることを忘れないようにしましょう。

まとめ

コロナ禍において、世界中の人々と手軽にコミュニケーションが取れるClubhouseは非常におすすめのアプリと言えます。利用することで普通は出会えないような人と知り合うことができたり、貴重な話を聞くことができる場合もあるでしょう。

ただし、サーバーが落ちたり、ルームから追い出されるなどのような不具合が生じるときもあります。そのような際には上記に記載した対処を行ってみてください。

アプリを楽しんでいる時に不具合が起こると、イライラしてしまったり慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて対応することが大切です。適切な処置を行い状況が改善すれば、再び音声チャットを楽しみましょう。