Clubhouse(クラブハウス)という音声SNSチャットサービスが世界中で人気です。最近では日本でも話題となっており、「音声版Twitter」とも称されています。手軽に利用でき、リアルタイムで様々な人と繋がることができるこのアプリは、ユーザーにも多くのメリットがあるのです。
また、アプリの特徴としても招待制を導入するなど既存メディアとは異なる部分が多数あり、サービス内容の目新しさが人気の理由と言えるでしょう。
今回の記事では、このClubhouseを利用すればどのようなメリットがあるのかについて、またアプリの詳しい特徴などについて解説します。
「Clubhouseを利用してみたいけど、使ったらどんなメリットがあるの?」
「今までも似たようなアプリをたくさん見てきたけど、他のサービスと何が違うの?」
「なんでここまで人気になっているの?」
など、様々な疑問を持たれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ユーザーのリアクションを気にする必要がない
- 芸能人などの有名人と話せる可能性がある
- その場でしか聞けない話を聞ける
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Clubhouseを使用するメリットとは?
日本でも多くの人に利用され、今大人気のClubhouseですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。まだ利用されたことがない人であれば、アプリを使用するメリットが見えないと利用すべきか悩む方も多いと思います。
そこで、以下では実際にアプリを使用することで得られるメリットについて解説していきます。これからアプリをインストールしようかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ユーザーのリアクションを気にせずに済む
Clubhouseには「いいね」や「コメント」機能が設定されていないため、ユーザーのリアクションを気にせずに済むということは、大きな魅力の一つです。これまでのSNSメディアでは、FacebookやInstagram、Twitterなど、どのようなサービスでも「いいね」と「コメント」機能が備わっていました。
こうした機能により友人や知人と関わりを持てることが一つの魅力でしたが、最近ではそうした反応に疲れてしまう人も多いはず。投稿したのに誰からもいいねがもらえないと落胆したり、いつの間にか他の人から良い反応をもらうためにサービスを利用しているような状況になっている場合もあるでしょう。
Clubhouseではそうしたリアクション機能が排除されているため、配信のみに集中することが可能です。こうした無駄な反応を気にせずアプリを利用できることは、大きな魅力であると言えるでしょう。
芸能人などと話せる可能性がある
Clubhouseでは芸能人などの有名な方と話すことができるかもしれないメリットも存在しています。アプリが人気となったことで、芸能人の利用者も急増しているのです。ルームを開催している人から指名を受けたり、挙手を行なって承認を得ることができれば、著名人と話せる可能性もあります。
普通に生活していても絶対に話すことができない方と話せる機会があるというのは、ユーザーからすると大きなメリットと言えますよね。それが自分の好きな芸能人であれば、たまらなく嬉しいことだと思います。
最近では、ファンと交流するためにClubhouseを始めたという芸能人もいるようです。そのため、交流を求めている芸能人の方を探して積極的に挙手を行えば、話すことができるかもしれません。
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その場でしか聞けない話を聞ける
Clubhouseではリアルタイムで配信が行われています。アプリを開けば世界中の人がルームを開催しており、その場でしか聞けない希少性の高い話を聞くことができるのです。
しかも、Clubhouseでは録音を行なったりオフレコの話を口外することが禁じられています。そのため、もしその日の配信を聞き逃してしまえば、二度と配信を聞くことができません。
このように、当日一回限りの配信となっていることも、アプリを利用するメリットと言えます。テレビなどのメディアでは聞くことができないレアな会話も、Clubhouseであれば聞くことができるかもしれません。
ただし、このような貴重な会話を聞き逃したくない気持ちが強すぎるあまり、アプリに対する中毒性が高まる可能性もあります。以下の記事で解説するような注意点に気をつけつつ、アプリを利用することが大切です。
既存のSNSと異なる特徴
上述したように様々なメリットのあるClubhouseですが、既存のSNSには見られないような特徴が多数存在しています。これまでにはなかった斬新な仕組みを取り入れたことが、ここまで人気となっている理由の一つとも言えるのです。
以下では、他のメディアとは異なるClubhouseの特徴について詳しく解説していきます。独特なアプリの仕組みを理解することで、利用すべきかどうかの判断基準にすることができるかもしれません。
クローズドな空間
Clubhouseの大きな特徴は、クローズドな空間で配信が展開されることでしょう。これまでのソーシャルメディアでは、開かれた空間でコミュニケーションを取ることが基本でした。しかし、Clubhouseではルームと名付けられた部屋の中で独自の空間を作り、その中で他者と会話したり話を聞いたりします。
一見するとオンライン上で開かれた空間のように思えますが、配信は録音を禁止しており、オフレコにした場合には口外しないという規定もあります。このようなことからも、ルーム内の限定された空間で配信が展開され、クローズドになっていると言えるでしょう。
オープンな空間中心だった既存メディアと大きく異なり、こうした限られた環境で他者と繋がることができる点は、Clubhouseの大きな特徴の一つです。
役割が明確な構造
既存のメディアでは、構造の緩さが特徴でした。例えば著名人が投稿すれば、自由にコメントを行うことができ、そこに役割などはありません。このような取り決めのない緩い関係性がこれまでの常識とも言えます。
しかし、Clubhouseでは利用者の関係性は明確に位置付けられています。大きく分けて3つの役割があり、それぞれ以下の通りです。
- モデレーター(ルームをコントロールする人)
- スピーカー(登壇して話す人)
- リスナー(話を聞く人)
モデレーターは基本的に司会役で、リスナーを指名してスピーカーにしたり、その反対にスピーカーをリスナーに移動させることもできます。リスナーは挙手を行なっても許可が降りなければ話すことができないため、モデレーターは大きな権限を持っていることが分かります。
ちなみに、実際の画面では以下のように表示されるため、確認しておきましょう。
まず、ページの先頭にはモデレーターとスピーカーが配置されます。
次に、スピーカーとなる人がフォローしている人であるFollowed by the speakersが表示されます。
最後に、それ以外の一般リスナーであるOthers in the roomが表示されています。
こうした役割を明確にした構造だからこそ、既存メディアにはなかった新しさがユーザーを惹きつけていると言えるでしょう。
また、上記に記載したような各役割の表示順を意識することで、フォロワーを増やすことにもつながります。もしフォロワー数を伸ばしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
匿名ではなく実名の推奨
匿名性が中心であったこれまでのメディアとは異なり、Clubhouseでは実名をプロフィールにすることが推奨されています。また、招待されるには携帯電話の番号が必要となるため、こうした点でも気軽に利用することができたこれまでのSNSとは異なるポイントと言えるでしょう。
招待された側のプロフィール画面には以下のように招待した人が表示され、より一層他の人との結びつきが強いアプリであると言えるのです。
ただし、その反面危険性もあります。例えばSNSで招待枠を募集した際などには知らない人に電話番号を教えなければいけないので、悪用される可能性があるのです。そのため、こうしたリスクが存在していることも踏まえて利用することが大切になるでしょう。
なぜ、ここまで人気となるのか
今や世界中の人々に利用されているClubhouseですが、なぜ、ここまで人気となるのでしょうか。その理由としては現状の世界情勢や人の心理など、様々なものが挙げられるでしょう。
以下では、Clubhouseが多くの人に愛される理由について解説していきます。
コロナ禍で様々な人が雑談することを求めている
Clubhouseがここまで人気になった理由としてまず挙げられるのは、コロナによって多くの人が雑談を求めていたということでしょう。2021年2月現在において、まだまだ新型コロナウイルスが猛威をふるっている状況にあります。
普段の生活においても、友人や親戚などと一緒に関わることができない場合も多いのではないでしょうか。このような孤独を感じやすい環境では、多くの人が誰かと雑談したいと思っているはずです。
Clubhouseを使用すればリアルタイムで世界中の人々と会話することができ、まるで他の人がすぐ側にいるような感覚で使用できます。コロナ禍で寂しい思いをしていた人も、アプリを通じて励まされた方はいらっしゃるのではないでしょうか。
このように、コロナ禍によって様々な人が誰かと話したい状況にあることも、ここまでアプリが人気になった要因だと考えられます。
招待制というユーザーの心理をくすぐる仕組み
Clubhouseが話題となった理由の一つには招待制が挙げられます。1人につき2枠までの招待枠が与えられ、まだアプリを使用していない人は既にユーザーになっている人から招待してもらわなければ利用することができません。
このことにより、既にアプリを利用している人は希少性の高い存在となり、未使用のユーザーは自分もそれに追いつきたいという心理になります。SNSでClubhouseのつぶやきが増えれば、早く使ってみたい気持ちでいっぱいになるでしょう。
こうした心理が影響し、アプリが人気になったとも考えられます。限られた招待枠という点が、非常に多くのユーザーを惹きつけたと言えるでしょう。
なお、最近では招待枠を消費せずに他の人を招待する方法も発見されています。詳しくは以下の記事に記載しているので、よかったら参考にしてみてください。
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疲れないアプリが多くの人に歓迎される
既存のメディアでは承認欲求を満たしたいユーザーが多く、SNS疲れが多発していました。多くの人が他の人から「いいね」されたいという欲求のもと投稿を重ね、誰にも反応されないと気持ちが沈むということもあったのではないでしょうか。
また、その反対に投稿が炎上することもあり、思いがけない批判に晒されて精神を病んでしまうケースも見られました。こうしたSNS疲れを起こしてしまうことが、これまでのメディアの大きなデメリットであったと言えます。
しかし、上述したようにClubhouseには「いいね」などの機能が搭載されていません。そのため、ユーザーもSNS疲れを起こしにくく、サービスそのものに集中できると言えるでしょう。このように、ユーザーが疲弊しないように構成されたアプリであるからこそ、多くの人に利用されたのだと考えられます。
Clubhouseを有益なものにするには?
ここまで、Clubhouseのメリットや特徴などについて解説してきましたが、使用すればメリットが大きいと言われる反面、時間の無駄との意見も見られます。実際にアプリを使用してみると、つまらないと感じることもあるかもしれません。
しかし、アプリが有益なものになるかどうかは、参加したルームや幹事であるモデレーターによって左右されることが多いです。そのため、参加するルームはある程度厳選する方が良いでしょう。例えば、
- 参加している人たちと会話が噛み合わない
- ルームの一部の身で盛り上がっており、会話に入ることができない
- 自分が話してみたい人や、知りたい情報を得ることができない
- そもそも、会話の内容に興味がない
といったルームには入らない方がおすすめです。あるいは、こうした部屋に入ってしまったとしてもできるだけ早めに抜け出すことで無駄な時間を過ごさずに済むでしょう。このようなルームの選定も、アプリを有益に使用するためには重要になります。
まとめ
Clubhouseは簡単に世界中の人と繋がることができ、利用の仕方によってはメリットの大きなアプリと言えます。既存のメディアには見られなかった招待制を導入したり、「いいね」や「コメント」機能を排除するなど魅力となるポイントも多いです。
また、場合によっては芸能人などとも話すことができる可能性があり、有名な人と話したい方はアプリを使ってみる価値があるはず。自分が話してみたいと思っている方のルームに参加し、積極的に挙手をするなどのアピールをすると良いでしょう。
ただし、アプリを利用する際には電話番号を招待してくれる人に教える必要があるため、信用できない人に招待してもらわないように注意が必要です。その他にも、配信中に自分の個人情報を話さないよう気をつけなければなりません。
あらかじめアプリのリスクを押さえた上で、音声チャットを楽しむと良いでしょう。