みなさんはショップカードを使っていますか?
ショップカードはいわゆるお店の名刺で、HPやSNSアカウント、問い合わせ先などが記載されています。
上手に活用することで知名度アップや売り上げ増加につなげれられます。
また、より効果を発揮する方法が「デザインをおしゃれにすること」です。
当記事では、おしゃれなショップカードを作るメリットやコツ、おすすめツールについて徹底解説します!
「ショップカードを導入したいけどデザインに悩む…」といった方などはぜひ参考にしてください。
ショップカードをおしゃれにするメリット
では、まずショップカードをおしゃれにするメリットはいったい何でしょうか?
お店の業種や特徴にもよりますが、アパレル店や飲食店など見た目や雰囲気がお店のイメージに直結するような業種は、特にショップカードのデザインにこだわることをおすすめします。
その理由にも関わってくるメリットは、以下のとおりです。
・お店を覚えてもらいやすくなる
・口コミやSNSでの拡散率が上がる
・競合店との差別化を図れる
順番に解説していきます。
お店を覚えてもらいやすくなる
おしゃれなショップカードにすることで、お店をより覚えてもらえるようになります。
例えばおしゃれなショップカードを手に取ったお客さんに「ここはおしゃれなお店だな」と感じてもらったとします。
その印象を与えられるだけで、「他店よりおしゃれでイケてるお店」という好印象につながり、結果お店を覚えてもらえるようになるのです。
また、シンプルなデザインよりおしゃれなデザインのほうが、より手に取りたくなります。
お客さんの手に渡る回数が多くなるという意味でも覚えやすさにつながります。
口コミやSNSでの拡散率が上がる
そして、「あのお店にはおしゃれなショップカードがあるよ!」という口コミやSNSでの拡散率が高くなるのもショップカードをおしゃれにするメリットの一つです。
口コミやSNSでの拡散は今や知名度アップには欠かせません。
それらを多くするためにも、ショップカードのデザインはおしゃれなほうが良いでしょう。
SNSで投稿したくなるような仕掛けを作ってこのメリットを最大限にしましょう。
競合店との差別化により来店が促進する
同じような商品を扱う競合店がある場合、お客さんはどちらの商品を購入するか悩んだとします。
そこでA店のショップカードがお粗末で、B店のショップカードが見やすくまとめられていた場合、多くの人はB店を選ぶのではないでしょうか。
このように、お店のイメージに直結するショップカードをおしゃれにすることで、お店の魅力がより伝わり「このお店は雰囲気がいいかも」と来店を促進させるというメリットもあります。
ショップカードをおしゃれにするコツ
おしゃれなショップカードを作るメリットをお伝えしました。
では次に、具体的にどうすればおしゃれなショップカードになるのか、作成するコツについてご紹介します。
ポイントは大きく分けて以下の3つです。
・お店のコンセプトを意識する
・余白をうまく取り入れる
・素材や形、加工にこだわる
お店のコンセプトを意識する
まず、お店のコンセプトや雰囲気を意識することが最も大切です。
お店の業種はなんでしょうか、何を売っているのでしょうか、あるいは何を扱うサービスでしょうか。
また、一言でおしゃれといっても、カラーや対象の年齢層などによってさまざまなジャンルに分かれます。
それらを整理してコンセプトに寄り添うことで、お店のイメージに合うようなデザインとなるでしょう。
余白をうまく取り入れる
余白をうまく取り入れることもショップカードをおしゃれに作るコツの一つです。
目立たせるために情報を大きく記載しがちですが、ごちゃごちゃしてしまうと視認性が下がり逆効果です。
余白を入れることも意識してみましょう。
あえて情報を最小限に抑えて「もっと知りたい!」と興味・関心を引くのもおすすめです。
素材や形、加工にこだわる
素材や形、加工方法にこだわることで簡単におしゃれさは増します。
ショップカードを印刷できるサービスはいくつかあり、紙の材質やサイズ感、特殊加工の種類などもそれぞれ異なります。
例えば、サイズでは一般的な長方形のほかに正方形や二つ折りなど、特殊加工ではスケルトン(透明)や耐水性などです。
いろいろなサービスを比較してお店のイメージに合うものをぜひ選んでください。
ショップカードのデザインに悩んだら
おしゃれなショップカードのメリットやコツが理解できたところで、いざ作ろうと思ったがなかなか上手くいかないということもあるかもしれません。
ショップカードのデザインに悩んだ時にするべきことをいくつかご紹介します。
お客さんにどんな行動をとってほしいかイメージする
ショップカードを手に取ったお客さんにはどんな行動をとってほしいですか?
「新しくオープンしたばかりのお店だからとにかくどんなお店か覚えてもらいたい」
「もっと認知度を高めるためにSNSでたくさん拡散してほしい」
「サービスの予約数や利用数を増やすためにもっと問い合わせてもらいたい」
このように行動パターンを想像するだけでも、メインとするべき情報が何なのかがはっきりし、大きく載せるものも自然とわかってくるでしょう。
情報に優先順位をつける
メインの情報がわかったあとは、載せたい情報に優先順位をつけてみましょう。
ショップカードはサイズが小さいため、記載内容をなるべく絞り込むことがおしゃれにするためのコツです。
むやみに全部入れようとせず、お店の特色を理解して本当に必要なものだけを入れてみてください。
テンプレートや作成代行サービスに頼る
いろいろ考えてみたけどやっぱりデザインが上手くいかない!ということだってあるでしょう。
そんなときは、潔くテンプレートに頼ってみることをおすすめします。
テンプレートはCanvaなどのデザイン作成ツールのものを使うのもよいですし、ラクスルなどの印刷サービスが用意してくれいているものを使うのもよいでしょう。
テンプレート数は豊富なものが多いので、十分にオリジナル性を発揮できます。
あるいは、見本や指示書を送るだけで代わりに作成してくれる代行サービスなどを利用するのもおすすめです。
テンプレートが豊富なおすすめサービスについて詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
ショップカードをおしゃれに作れるおすすめサービス3選!
おしゃれなショップカードを作るコツなどがわかったかと思います。
最後に、自分でデザインを作成する際におすすめなサービスを3つご紹介します。
スマートフォンで簡単に作成できるものもあります。ぜひ参考にしてください。
・Canva
・Picky-Pics
・BiziCard
Canva
Canvaは誰でも簡単に操作できてテンプレート豊富なデザインサービスです。
アプリ版もあるため、PCでもスマートフォンでも作成可能です。
チラシやプレゼン資料の作成に便利なツールですが、ショップカードも無料のテンプレートや画像を使って簡単に作成できます。
デザインツールですが、枚数や用紙サイズを指定するだけで発注まで完結できる点でも優れたサービスです。
こだわりは多いけどスマートフォンもしくはPCで簡単に作りたい方におすすめです。
ツール名 | Canva |
特徴 |
・42万以上のテンプレート素材がある ・幅広い用途に合ったテンプレートが選択可能 |
作成方法 |
PC、スマートフォン |
価格 |
無料(素材に制限あり) プロ:月額1,000円〜 |
Picky-Pics
Picky-Picsは誰でもプロ並みのデザインが作れるオンラインデザインツールです。
スマートフォンには対応していませんが、約5万点の写真やイラスト素材をドラッグ&ドロップするだけで簡単に作成できます。
時間はかけられないけどおしゃれにショップカードを作りたい方におすすめです。
印刷までは行っていないため、別の印刷会社に依頼する必要があります。
ツール名 | Picky-Pics |
特徴 |
・約5万点の素材 ・ドラッグ&ドロップで簡単操作 |
作成方法 |
PC |
価格 |
無料(素材に制限あり) 有料:110円〜(24時間制限)、1,100円〜(無制限) |
BiziCard
BizCardはスマートフォンで簡単にデザインを作成できるツールです。
写真フォルダにある写真などにお好みのフレームを合わせるだけで完成し、コンビニでもプリントアウトできます。
ショップカードのデザイン作成にも対応しており、テンプレートを選んでオリジナルのデザインが作成可能です。
スマートフォンだけでささっと完結させたい方におすすめです。
ツール名 | BizCard |
特徴 |
・スマートフォンで簡単作成 ・フォルダ内の写真にフレーム合わせてコンビニプリントも可能(A4光沢紙で10枚可能) |
作成方法 |
スマートフォン |
価格 |
無料(印刷代は別途かかります) |
それぞれのサービスの特徴を理解して、自分に合ったものがあればぜひ利用してみてください。
まとめ
当記事ではおしゃれなショップカードを作るメリットやコツ、おすすめサービスについて解説しました。
ショップカードのデザインをおしゃれにするだけで、口コミや拡散率が上がったり競合店との差別化を図れたりと大きなメリットがあります。
お店のイメージに直結するショップカードのデザインである以上は、お店のコンセプトやカラー感に合ったものであることが大切です。
みなさんもショップカードをおしゃれに作ってお客さんからの注目度を高め、お店の知名度や売り上げを上げてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。